次の事業は年度を問わず、実施しています。
●国等の行政機関や民間事業者における講演活動
●火山地域における防災や地域活性化等のアドバイザー事業(各火山地域で実施中)
※ 当法人の過去の活動の様子は、X(旧twitter)でも配信しています。

【令和5年度】
~国際防災事業~
 ●中南米火山防災研修事業
 ●インドネシア アグン火山での防災事業
 ●中米グァテマラの火山防災事業フォローアップ
 ●イタリア火山地域の観光と農業に関する調査(自主事業)
 ●外国人材への防災教育事業の広報(自主事業)
~防災計画策定事業~
 ●浅間山火山防災協議会における広域避難計画策定に向けた検討
 ●降灰対策に係る関係資料の作成支援
~防災教育・研修事業~
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援
 ●次世代に伝える漂着軽石(Yahoo!基金「 2023 年度 防災減災活動支援助成プログラム」)
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 ●品川区における防災研修講師
 ●那須岳における火山防災訓練 等

【令和4年度】
~国際防災事業~
 ●中南米火山防災研修事業
 ●インドネシア アグン火山での防災事業
 ●最近の噴火クライシス調査
 ●外国人材への防災教育事業企画
~防災計画策定事業~
 ●浅間山火山防災協議会における広域避難計画策定に向けた検討
 ●火山防災訓練用タイムライン資料の作成
~防災教育・研修事業~
 ●火山防災教育又は研修プログラムの整理、作成
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務
 ●那須岳における防災訓練支援
 ●火山防災に係る映像作成支援 等

【令和3年度】
~国際防災事業~
 ●外国人材への防災教育事業
 ●中南米火山防災研修事業
 ●最近の噴火クライシス調査
~防災計画策定事業~
 ●浅間山火山防災協議会における広域避難計画策定に向けた検討
 ●浅間山の登山道における安全確保計画の策定
~防災教育・研修事業~
 ●火山防災教育又は研修プログラムの整理、作成
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務
 ●桜島火山や那須岳における防災訓練支援
 ●外国人材への防災教育の映像作成 等

【令和2年度】
~国際防災事業~
 ●外国人材への防災教育事業企画
~防災計画策定事業~
 ●浅間山火山防災協議会における広域避難計画策定に向けた検討
 ●緊急減災に係る検討支援
 ●千葉県における国土強靭化計画策定支援
 ●風水害に備えたタイムラインに基づく地区防災ルールブックづくり支援
~防災教育・研修事業~
 ●火山防災教育又は研修プログラムの整理、作成
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務
 ●桜島火山や那須岳における防災訓練支援 等
 ●火山防災スペシャリスト養成研修の開催(鹿児島市共催)

【平成31年度/令和元年度】
~国際防災事業~
 ●インドネシアメラピ火山での子ども防災研修事業
 ●インドネシア スレマン県訪問協議手配業務
 ●ハワイにおける溶岩流対策工に係る現地調査
~防災計画策定事業~
 ●地域防災計画火山災害対策編修正支援事業
  (鹿児島市における大量軽石火山灰対応計画、広域避難対策等)
 ●浅間山火山防災協議会における広域避難計画策定に向けた検討
 ●北海道におけるBCP策定支援
~防災教育・研修事業~
 ●火山防災教育又は研修教材の整理、作成
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務
 ●那須火山防災協議会における防災訓練支援
 ●三宅島火山観光支援事業 等

【平成30年度】
 ●火山防災教育又は研修教材の整理、作成
 ●インドネシアメラピ火山での子ども防災研修事業
 ●地域防災計画火山災害対策編修正支援事業(大量降灰対策、広域避難対策含む)
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務
 ●三宅島火山観光支援事業 等

【平成29年度】
 ●緊急減災支援事業(火山地域踏査)
 ●インドネシアメラピ火山での子ども防災研修事業
 ●地域防災計画火山災害対策編修正支援事業(長期避難計画、大量降灰対策計画含む)
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務 等

【平成28年度】
 ●地域防災計画火山災害対策編策定支援事業(避難計画、複合災害対策含む)
 ●ジオパーク推進支援業務
 ●行政職員向け火山防災研修の企画運営支援業務 等

【平成27年度】
 ●災害対策本部訓練の運営支援業務
 ●住民向け防災研修の支援事業
 ●行政職員向け防災研修の企画運営支援業務

【平成26年度】
 ●兵庫県における大人や子ども向け防災イベント「ぼうさいオノマトペ」

【平成25年度】
 ●伊豆大島における観光防災に係る事業
 ●火山ウォーキング本の出版事業


火山防災のポイントは、少しずつ内容を増やしていく予定です。現時点では、前提として知っておくと良いことを書いておきます。

●気象庁の「噴火警報・噴火警戒レベル」は噴火予知を目的とした情報ではありません。
「いつ」、「どこから」、「どのような」噴火が、「どれくらいの激しさ」で発生するか、常に正確に予測することは困難です。噴火が始まったあとの活動の発展や終息の予測は更に困難です。正確な噴火予知は無理であっても人命を守ることを目的に、観測データや異常現象を分析し、火山学的知識や経験に照らして、現時点で予想される危険範囲を知らせるのが噴火警報と噴火警戒レベルの役割です。
●「噴火警報」の円滑な機能に必須な「火山防災マップ」と火山の監視

火山災害から身を守るには
噴火予測や噴火警報の信頼性を高めるには、火山学や火山噴火予知研究の進展が必要であることは勿論ですが、噴火警報を発表する気象庁と警報を受ける自治体や住民の間で、これから起きる怖れのある事態について共通認識をもつための「火山防災マップ」が必須です。また、地震計やGPSなどの観測計器による火山監視だけでは適切な噴火予測はできません。火山周辺の人々からの迅速な異変報告が、的確で迅速な噴火警報の発表に役立ちます。
 

以下のことを覚えておいたり調べてみたりすると良いでしょう。
(1)火山の過去の噴火活動を知りましょう。また火山防災マップがある場合は火山防災マップを確認しましょう。
調べることができるホームページの例
気象庁(全国の活火山の活動履歴等)
産業技術総合研究所(火山研究情報)
防災科学技術研究所(火山ハザードマップ:データベース)

(2)火山に関する観測情報がパソコンで見られることを知りましょう。
調べることができるホームページの例
気象庁(火山カメラ画像)
防災科学技術研究所(火山活動連続観測網)
※他に各地域の大学ホームページも参考になります。
※全ての火山が見られるわけではありません

(3)火山活動が活発化した場合に発表される防災情報を知りましょう。
調べることができるホームページの例
気象庁(火山の状況に関する解説情報)

(4)火山現象は多種多様であることを知り、現象ごとの被害事例を知りましょう。
調べることができるホームページの例
首相官邸(火山噴火では、どのような災害がおきるのか)
気象庁(主な火山災害)

(5)噴火時等における身の守り方を知りましょう。避難する場合は、数年にわたる可能性があることも覚えておきましょう。
調べることができるホームページの例
気象庁(主な火山災害)
防災科学技術研究所(地域防災計画(火山防災関連)一覧)

(6) お住まいの市町村や都道県の地域防災計画や避難計画を知っておくことが重要です。